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日常生活に運動を取り入れよう

「肥満は“アンチエイジング”の大敵である」とよく言われます。

人の体の中には脂肪細胞が300億個あるとされていますが、肥満と言うのはこの数が増加するか、大きさが増すことをいいます。

脂肪細胞が増加するのは女性の場合、赤ちゃんの時、思春期、妊娠時の3つの時期だと言われてきました。

つまりこの時期に太ると脂肪細胞の数が増えて、痩せにくい体質になるというものです。

そしてこれ以外の時期で太る場合は、細胞の数は増えないで細胞の大きさが増すだけだと言われてきましたが、最近になって、環境の変化などによって脂肪細胞の数も増えていくことが明らかになりました。

たとえば1つの脂肪細胞がもうこれ以上大きくなれないという限界状態になったときに、他の細胞を引き寄せて“前駆脂肪細胞”という不完全な状態から完全な“脂肪細胞”へと変化させてしまうのだそうです。

一旦脂肪細胞が増えてしまうとその数はもう減ることはありません。

有酸素運動を続けて体重を落とすことが出来たとしても、脂肪細胞の大きさが以前より小さくなっただけで、気をゆるめるとすぐに細胞はもとの大きさにもどってしまい、こつこつと続けている努力の割にはあまりダイエットの効果は期待できません。

そこで、注目されているのが“基礎代謝”を高めるという方法です。

私たちが年をとるごとに太りやすくなる原因の1つに“基礎代謝の低下”がありますが、激しい運動や長時間の運動よりも実は何もしていない時のほうがエネルギーの消費が大きいのです。

そもそも“基礎代謝”というのは生命を維持するのに必要な最小のエネルギー代謝のことで、普通仰向けに寝て安静にしている状態で、1時間に消費する熱量で表されますが、年齢や性別によってかなり個人差があります。

女性は妊娠、出産という大きな仕事を担っているために男性よりも多くの体脂肪を貯えていて、筋肉量が少ないのが原因となっています。

つまり、女性でも筋肉を衰えさせないために筋肉トレーニングを行うことによって“基礎代謝量”を増加させることができるのです。

たとえば、1日に約15分、2kg程度のダンベルで体操をしたり、腹筋や腕立て伏せ、水中エクササイズなどをすることによって一般に、3ヶ月程度で筋肉量がある程度増えてくると言われています。