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食生活を改善しよう

日本は、かつては世界一の長寿国と言われていましたが、これは肉、魚、野菜などの多様な副食から構成されて栄養バランスも最高だといわれる、いわゆる“和食”という日本型の食生活の良さに起因したものでした。

ところが近年私たちを取り巻く環境は大きく変化し、それに伴って栄養バランスの乱れ、脂質の過剰摂取、野菜・果物の摂取不足が起こり、肥満や心臓病、脳卒中、糖尿病、がんなどの生活習慣病が増加の傾向にあり、しかもその層は若年化していると言われています。

そこで政府は平成12年に「食生活指針」を作成して「これまで以上に野菜・果物を摂取する必要がある・・・・・・」ということを指摘しています。

アメリカ人の研究者による『果汁が神経細胞に及ぼす作用に関する研究』の報告によるとなんでも、果汁に含まれる“フェノール”という物質に高い“抗酸化作用”があって有害物質や毒素によって神経細胞が傷つけられるのを防いで、アルツハイマー病や認知症にも効果があるのだそうです。

また、“アンチエイジング”の大敵であるとされている“活性酸素”は、細胞を傷つけたり、身体をさびさせたりすると言われていますが、本来は体内に侵入してきたウィルスや有害な細菌を殺して私たちの身体を守ってくれたり、体内の酵素反応を促進して細胞内での情報伝達の働きをするもので健康なからだを維持するためにはなくてはならないものです。

とはいえ基本的にはからだを痛める“悪玉”ということで、私たちの身体にはどんどん発生する“活性酸素”から身を守るために、その働きを抑える“SOD”という酵素が存在しています。

ところが食生活の乱れや運動不足、過度の運動、病気などによって“活性酸素”が体内に過剰に発生するとこの仕組みがうまく機能しなくなり、“機能しなくなること”によって更に“活性酸素”が発生するという悪循環に陥ってしまいます。

そしてこのような状態が続くと細胞や血液が損傷を受け、過酸化脂肪が体内に蓄積されて動脈硬化や高血圧、脳卒中、心不全、がん、糖尿病などといった生活習慣病にかかったり、老化が促進されたりします。

ちなみに“SOD”という酵素と同じように“抗酸化作用”によって細胞を“活性酸素”の脅威から守ってくれるものに“コエンザイムQ10 ”、“ビタミンC”“ビタミンE”“カテキン”“ベータカロチン”などといったものがあります。

これらはサプリメントや食品として外から積極的に摂取することによって、その効果を発揮することができます。

私たちは身体に備わった抗酸化酵素である“SOD”をいつでも助けることができるように、そのような抗酸化(アンチオキシダント)力のある成分を含む食品も意識的に摂取する必要のあることも知っておきたいものです。

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