女性のからだは男性と単にそのしくみが違うだけでなく、“女性ホルモン”が大きく作用して思春期、成熟期、更年期、老年期にわたって劇的に変化します。
また現代では、少子高齢化の進展などによって女性を取り巻く社会環境も大きく変化してきていますが、特に女性の職場への進出にはめざましいものがあって、それに対する新しい社会システム構築の必要性があちこちで指摘されています。
また政府による“男女雇用機会均等法”“労働基準法”“育児・介護休業法”などと大幅な改正が一気に行われ、女性を取り巻く労働の分野での環境もその基盤が整ってきましたが、女性たちは、今度は職場や社会においてこれまでとは違ったストレスを感じることも多くなってきました。
そのために結婚、妊娠、出産といった人生の節目で女性が抱える問題も多く、そのようなこともあって外で働く女性には昔よりも“強さ”と“賢さ”が求められるようになりました。
ある化粧品会社の20代から70代の女性を対象に行われた「年をとることに関する調査」によると日本人女性は“年齢を重ねる美しさ”というものに自信を持ってきていることが明らかになりました。
特にエイジングの真っ只中にあって現実を目の当たりにしている日本のシニア層の女性たちは“年齢を重ねる美しさ”を受け入れて、自信をもってきていると考えられています。
私のまわりのシニア女性たちを見回してみても、かつてのように数人がグループになって温泉旅行に出掛けるなどというように、多勢で一緒に行動することによってそれに依存し、さみしさを紛らわしているような女性たちは見当たらなくなりました。
彼女たちはそれぞれに仕事以外にも自分の世界をもち、グループにおけるお付き合いでも、それぞれが違う世界をもっているということで互いに刺激しあう関係を築いています。
依存しあう関係の集団ではなく、どちらかというと刺激しあうための集団であり、さみしいから集まるのではなく、刺激しあって元気をもらえるから皆に会いたいと言います。