最近の女性雑誌でよく見かけるのが“大人かわいい”という言葉です。
容姿に恵まれたかわいい女性を見て「かわいいなぁ~」と思うのと、顔立ちはそれほど恵まれているとは言えない女性がアイシャドウや頬紅、香水などを上手に使って自分を演出しているのを見て「かわいいな!」と思う時の感動の度合いは違います。
自分を少しでも可愛くしようと色々な化粧のテクニックを学んだりしているその“かわいさ”にはからだ全体からにじみ出るような“かわいさ”を感じます。
このように私達が感じる“かわいさ”にはいろいろありますが、それと同じように最近の年配の女性たちにも若い人とは違う“かわいさ”を感じます。
ジーンズ1本にもこだわる彼女たちは、スタイルやファッションにおいても若い女性には到底敵うはずもないというのを充分心得ているのに、それを「どうせ私は・・・・・・」と後ろ向きになるのではなくて、いくら太っていても、いくらスタイルが悪くてもそれを少しでも可愛くきれいに見せようとするのを見ると、女を捨てていなくていつまでも女でありつづけようとする“心意気”に、実際にかわいい女性、美しい女性以上の“胸がしめつけられるようなかわいさ”があるのです。
先日も美容院に行ったときに「年取ると顔がたるんでくるのよね~」と愚痴り始めると、「このごろはねお客さんも前とは全然ちがうのよ・・・・・・」と美容師さんが話し始めました。
それによると60代、70代の年配の女性でもまぶたのたるみや頬のたるみを美容外科で手術してもらう人が多いのだと言うのです。
また、外科手術のように縫ったり、メスを使って切ったりするのではなく注射でふくらませたり、糸で固定したりするだけで美しく形を整えようとする“プチ整形”などしょっちゅうで、「実は私ねぇ、昔から二重まぶたに憧れていて、たるみもでてきたからついでに二重のプチ整形をしたの」「さっき、やってきたんだけどわかる?」と聞かれたりして若い美容士さんのほうがドキッとさせられるのだそうです。
フランス人の年配女性のことが書かれた雑誌に・・・彼女はブティックで真っ赤なキャミソールを見つけると「なんて可愛いんでしょう、これにするわ」「それと、これに似合うような香水も選んでくれる?」という場面を見て感動した、とあったのですが、日本女性も“パワー”と“可愛さ”においては“成熟美”を目指すと言うフランス女性に負けてはいないなと思いました。