“アンチエイジング”ブームは日本だけでなく、ここ数年フランスでも“エイジングケア”という言葉が盛んに使われているようです。
フランス女性の美意識というのは日本人のものとは少し違っていて“内外美容”という思想が強く根付いていて、自分の意志や努力で外面だけでなく内面の美しさを含めた“総合的な美しさ”を磨くことに目標を置いています。
つまり“加齢による衰え”という変化を否定してそれを一生懸命濃いメイクなどで隠そうとするのではなく、毎日のお肌のお手入れを念入りにすることで年齢相応の美しさを手に入れようとするのだそうです。
美肌をキープするためには皮膚科を利用したり、肌のために良い化粧品に対しては多額の出費も惜しみません。
また、“自分を大切にする”という思想が身についている彼女たちは、“うつくしさ”を簡単には手放さず、年をとればとったで、また「シワやシミを作らないようにするにはどういうお手入れをすればいいのか」といった深い部分にまで関心が及ぶようになり、“一生かけて自分の美しさに磨きをかける”という心意気があるのです。
このように彼女たちは“美しさ”を自分の“生き方”に求めているために、「年配のフランス女性の美しさはまさに年齢を重ねていくことによって得られる“成熟美”そのものである」と言われているのです。
“お肌のお手入れ”は、お肌の表層部のお手入れだけでは充分ではありません。
“加齢による新陳代謝の低下”や“光老化”と呼ばれる紫外線の悪影響によってお肌の老化は確実に広がっていきますが、これらの影響を食い止めるには、“お肌の健康はからだ全体の健康と直接結びついている”ということを踏まえて、通常のスキンケアの努力が必要となってきます。
からだの健康があって初めて、お肌の健康、さらにはこころの健康が得られるのです。
若い頃のお肌は通常のお手入れだけで充分輝きますが年齢を重ねるにしたがって、この“プラスα”があるかどうかでお肌の美しさに差がついてきます。